インバナー広告はインスディスプレイ広告とも呼ばれ、Yahoo!のトップページのように各プラットフォームのバナー広告枠に配信される動画広告です。
◎インバナー広告の種類
例)Googleの場合
Click-to-Play:最初に広告が静止画像として表示され、ユーザーが広告をクリックすると動画が再生されます。
音声なしで自動再生: ユーザーが広告をクリックするまで、動画が音声なしで自動再生されます。
Hover-to-Play:ユーザーが広告の上にカーソルを移動すると動画が再生されます。
◎インストリーム広告との違い
インストリーム広告は動画サイトの動画視聴前後や途中に大画面で配信され、動画を再生するたびに広告が表示されます。
しかし、インバナー広告はWebサイトやアプリのバナー広告枠に配信されるアウトストリーム広告の1種です。インストリーム広告とは異なり、ユーザーの動画視聴の有無にかかわらず広告が再生されます。
◎広告費用
インバナー広告はインプレッション型課金( CPM )といって、広告の表示回数毎にコストがかかる形式で、1000回表示毎に広告費用が発生します。
★幅広いユーザーにアプローチ可能
インバナー広告はアウトストリーム広告の1種で、インストリーム広告のように動画サイトで動画を見る前提で配信される広告と異なり、通常のWebサイトを閲覧しているだけで表示することが可能となります。だからこそ動画サービスを利用していないユーザーにもアプローチすることができ、幅広いユーザーに広告を配信することが可能です。
★ページ閲覧を妨げない
インバナー広告は音声がデフォルトでオフになっていて、バナー枠に配信されるためWebサイトのページに覆いかぶさるように表示されません。コンテンツ視聴を妨げるインストリーム広告に比べて、ユーザーに不快感を与えにくくなっています。
★DSPによるターゲティングが可能
静止画の広告配信と同じように、DSP(Web広告を配信したい広告主側の広告効果を最適化・最大化するためのプラットフォーム)を使うことによって性別・年代・行動履歴などの条件に当てはまるターゲットにのみに配信したり、自社サイトを訪れたことのあるユーザーにリターゲティングしたりすることも可能となっています。不特定多数のユーザーに配信するよりも無駄な配信を減らすことができ、費用対効果が高くなります。また、ユーザーの興味関心に最適化できるため他の動画広告よりも高い効果が期待でき、結果的にCV率の向上につながる場合もあります。