ツイッター広告とは、ツイッターのタイムラインや検索結果に表示できる広告です。
ツイッターは3大SNSのうちの1つで、手軽に役に立つ情報や自身に起きていることの共有、気になった情報の取得、そして他のユーザーとコミュニケーションをリアルタイムで取れるサービスになっています。
ツイッターの国内月間アクティブユーザー数は4,500万人にも達しており、Facebookの2,600万人、Instagram の3,300万人と比較してもかなり多いことがわかります。
この数は世界的に見ても米国に次いで2番目に多く、日本ではいかにツイッターが活発に利用されているかが読み取れます。
ツイッター広告の種類
ツイッターの広告には、以下3つの種類があります。
・プロモツイート
・プロモアカウント
・プロモトレンド
●プロモツイート
プロモツイートは、メインとなるタイムラインや検索結果画面等に表示される広告のことです。通常ツイートと異なり「プロモーション」というタグが付きますが、それ以外は通常ツイートと同じで、ユーザーは「いいね」「リツイート」「返信」等の操作ができます。
●プロモアカウント
プロモアカウントは、ユーザーが現在フォローしていなくても興味を持ちそうなアカウントを、タイムラインやアカウントの下部に表示する広告です。
●プロモトレンド
プロモトレンドとは、1日1社限定で24時間独占して、キーワードやハッシュタグをトレンド上部に表示できる広告のことです。
ツイッター広告のキャンペーン目的
ツイッター広告の配信目的は8つあります。
◆フォロワー :フォロワーを増やしたい場合に使用。
◆ツイートのエンゲージメント :ツイートへの反応数を増やしたい場合に使用。
◆プロモビデオ再生数 :ツイートに添付した動画やGIFの閲覧数を増やしたい場合に使用。「動画の50%以上が画面に表示され、2秒以上経過…」などの条件下で課金される。
◆ブランド認知度の向上 :ブランドの認知度を上げたい場合に使用。インプレッション単位で課金される。
◆ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン :サイト流入数やコンバージョン数を増やしたい場合に使用。リンククリックで課金される。
◆インストリーム動画再生数 :動画本編の前に流れる動画広告を表示する場合に使用。「インストリーム動画の50%以上が画面に表示され、2秒以上経過…」等の条件下で課金される。
◆①アプリインストール数/②アプリの起動回数 :①アプリをまだインストールしていないユーザー向けに、②はアプリをダウンロード済のユーザーに向けて配信される。アプリのクリックまたはインストール数によって課金される。
では次にツイッター広告には、以下のようなメリットがあります。
・2次拡散が期待できる
・ターゲット年代が絞られる
・狙ったターゲットへ配信できる
●2次拡散が期待できる
ツイッターではユーザーの興味を持ったことや気に入った投稿を拡散できる「リツイート」という機能があります。
先述した通り、ツイッター広告には「プロモーション」というタグが付くものの、その他は他の投稿同様に「リツイート」ができるのです。つまり、その広告に反応したユーザー(1次)のフォロワー(2次)にも広告が届けることができ、想定していたターゲットよりも広い範囲にリーチできる可能性が高くなります。
広告によっては「バズり」と呼ばれる大量拡散が起き、予算以上の爆発的な効果を生み出すことが期待できるのです。
更に、2次拡散の先で起こったアクションには課金が発生しません。つまり、2次拡散がされればされるほど、安いCPCで多くの人にリーチできるということになり、費用対効果が高くなるのです。
●ターゲットが絞られる
ツイッターのメインとなるユーザーは10代~20代の若年層となり、30代以降は利用率が下がる傾向にあります。
年層は絞られるものの、逆にテレビなどの広告が響きにくい若年層向けのプロモーションを行う場として、ツイッターは非常に有力と言えます。
●狙ったターゲットへ配信できる
ツイッター広告ではターゲティングが細かく設定できる為、狙ったターゲットに的確に絞って広告を配信できます。
ツイッター広告のターゲティング
①テイラードオーディエンス
:Webサイトへのアクセスやアプリインストール情報等を元にターゲティング
②オーディエンスの特性
:性別、年齢、地域、言語、OS、プラットフォーム、端末モデル等
③オーディエンスの条件
:イベント、興味関心、フォロワー、キーワード、映画等
特に、ツイッターはユーザーが興味関心がある事や今話題となっていることを投稿する事が多い為、ユーザーのツイートに対して配信するキーワードターゲティングを利用すれば、高い効果を見込めるユーザーにピンポイントで配信できるのです。