- EFO（エントリーフォーム最適化)
- コンバージョンにつながる重要なファクターである問い合わせフォーム。アートワークスでは、広告の費用対効果を左右する問い合わせフォームの最適化もサポートいたします。
フォームでの離脱要因を分析し、広告効果の最大化のお手伝いをいたします。
EFOとは、Entry Form Optimizationの略称で、エントリーフォーム最適化とも言います。
ECサイトのショッピングカートや資料請求の際の個人情報入力などにおいて、「入力完了率」を上げる為に、フォームを改善する施策のことを意味します。
集客力を高めてサイトに多くのユーザーを集めることができても、フォーム入力中に途中離脱してしまっては、意欲の高いユーザー獲得の機会損失となり、費用対効果も低くなってしまいます。
ユーザーが途中離脱する理由としては、
・エラーが頻発、またはどこがエラーなのかわからない
・入力項目が多すぎること
・誤操作により、入力中の内容が全て消えてしまった
などが挙げられます。
つまり、エントリーフォームはそのようなユーザーの手間やストレスの原因となる問題を最小限に抑えたフォームである必要があるのです。
EFOの例として以下のようなことがあげられます。
・入力項目を減らす
・住所の自動入力
・半角／全角の制約を減らす
・入力エラーをリアルタイムで表示
・入力の例を表示
・入力項目を分割しない（電話番号や郵便番号等）
・必須／任意項目の区別
・入力中の項目は色を変える
・メールアドレス入力は1回のみ
・キャンセル（リセット）ボタンの排除
・「完了」を押してエラーになった際に、エラー項目以外は消されないように残す
・エラーになった際の原因をわかりやすくする
・入力完了までの流れを示す
今日では、上記のようにサイト上入力フォームを最適化するためのサポートツール、「EFOツール」があります。
では、この「EFOツール」を導入するメリットを見ていきましょう。
EFOツールのメリットは様々ですが、ここでは3つ挙げていきます。
①入力支援機能によりユーザーの負担を軽減
入力支援機能は、EFOツールのメイン機能になります。
入力支援機能には、例えば、
・住所項目での郵便番号から検索して住所を自動入力する
・必須項目のボックスは赤い色がつく
・完了までの残りの項目数を表示する
・メールアドレスやクレジットカード情報の入力の際に、リアルタイムでエラーチェックをする
などが挙げられますが（ツールにより異なる）、これらは入力の際のユーザーのストレスを軽減することができるため、入力完了率を高めることができます。
②複雑なコード等が不要
EFOツールを使わずにEFOを図ろうとすると、HTMLコードを扱える技術力が必要になりますし、工数もかかります。
その代わり、EFOツールは月額数万円程かかるものの、複雑なコード等が不要で管理画面から簡単に作成が出来る為、高い技術を持ったエンジニアの人材がいなくても気軽にEFOを取り入れることができます。
③離脱状況等を分析できる
EFOツールには「レポート機能」もついており、サイトへの訪問数や離脱率を見ることができます。
全体の離脱率だけでなく、フォーム内のどの項目で離脱してしまったのか、また、エラーが出やすい項目はどこなのかなどがわかり、ユーザーの行動をレポートから得ることが出来る為、客観的な視点で分析・フォームデザインの改善をすることが可能になります。
このように、EFOツールを導入し、入力支援機能やレポート機能によるユーザーの手間やストレスの軽減、ユーザーの行動分析からのフォーム改善を行うことにより、ユーザーの途中離脱を防ぎ入力完了率（CV率）の向上が期待できるでしょう。