記事広告とは、特定のメディア内に同様のスタイルで、第三者が作成した商品やサービスの紹介記事を掲載し、その商品・サービスの認知度を向上させる広告のことです。
別名「タイアップ広告」とも呼ばれ、タイアップ(tie up)には「協力・提携」という意味があります。つまり、“メディアと協力・提携する広告”というわけです。
メディアとの契約が成立すれば、第三者のユーザー目線で商品・サービスのことを紹介してくれることとなります。
明らかに「広告だ」と認識されるようなバナー広告等とは異なり、記事広告はコンテンツと自然に融合している広告のことを指す「ネイティブ広告」に分類される為、ユーザーが抵抗感なく受け入れやすい広告であるのが特徴です。
通常記事と違って、記事広告には「広告」「PR」「Sponsored」などの表記と共に掲載されるのも特徴の1つです。
記事広告は、目的別に以下4つに分類されます。
1.認知向上目的
2.コンバージョン目的
3.SEO目的
4.ブランディング目的
では、記事広告のメリットを3つ紹介します。
①第三者目線で紹介される
皆さんは何か商品を買う時、何を参考にしますでしょうか。
多くの方が、参考にすることの1つに「口コミ」を挙げるかと思います。ではなぜ口コミが有力な情報になるのかと言うと、口コミを書いているユーザーは「第三者」という立場になるからです。
記事広告を作成してくれるメディアは、企業とユーザーの間に入る「第三者」という立場で商品・サービスの紹介をしてくれる為、口コミと同様の働きをして客観的な意見となります。
よってユーザーからの納得感を得やすく、自社サイトや購入ページ等への誘導がしやすくなるわけです。
②メディアの持つブランド力で信頼を得やすい
すでに多くのユーザーを保有しているメディアは、認知度や信頼性を既に獲得していることになります。
そのようなメディアに記事広告が掲載されるということは、そのメディアが持っている認知度や信頼度等の価値をそのまま使えることになるのです。
よって、ユーザーは「このメディアが紹介しているのであれば信頼できる」という感覚になり、記事広告の対象の商品・サービスに対しての購買意欲が高まります。
③ユーザー層を把握できる
通常、広告を発信する際はその商品・サービスに対してのターゲット層を定めます。
ターゲット層:
・年齢、性別
・地域
・興味関心等
つまり、自社のターゲット層と類似しているメディアを狙って記事広告を掲載することで、無駄がなく、効率的に適切なユーザーへの発信が可能となるのです。